この記事では、「FF14をPS5でやってる、あるいはやる予定だけど、そのための新しいモニターが欲しい!」という人向けに、最適な機種を紹介しております。
販売されている無数のモニターの中から、「自分がこの条件で買うなら」という視点で厳選させていただきました。
ぜひともモニター選びの参考にしてくださいませ!
サイズや解像度など、モニターの各要素については別ページにて詳しく解説しています。
基礎知識をしっかり得たうえでモニターを選びたい場合は、先のそちらの記事へどうぞ。
【FF14向け】モニター・ディスプレイの基礎知識をザックリと解説!
モニターを紹介する前に、選び方やポイントについて少々解説します。
そうした前置きが必要ない方は、目次から紹介欄へと飛んでください。
2024年6月末の大型アップデートによって、PS5版FF14でも120fpsが出せるようになりました!
これまでは60fpsが限度だったので、モニター選びの選択肢が大きく増えることになります。
120fpsでのプレイに興味があるかたは、ぜひ当ページを参考にしてくださいませ!
PS4用モニターは?
ちなみに、PS4向けのモニターは紹介しておりません。
映像の改善を望むPS4ユーザーは、モニターの前にPS5を買いましょう!
そうすればロードも二十秒ほど速くなりますし、費用対効果が高いです!
テレビ兼用は非推奨
さらに、当ブログではテレビ機能のあるモニターにも触れません。
理由はコスパが悪すぎるからです。
テレビ番組の視聴と高グラフィックゲームのプレイでは、必要とされる要素がまったく異なり、双方を両立するのは非常に困難となっています。
二十万円を越えるような超高級テレビでも、ゲームに特化した五、六万円のモニターにはゲーム性能で敵わないほどです。
なので、FF14のためにモニターを新調するのであれば、テレビ機能のないゲーミングモニターの中から選ぶことを強く勧めます。
ゲーミングモニター選びの最重要ポイントは四つ
サイズ、解像度、リフレッシュレート、パネル方式。
以上の四つを押さえれば、概ね希望にかなったモニターが選べると思います。
サイズ
用途や使う環境によって、最適なモニターのサイズは大きく変わります。
しかし当ブログでは、PCと同じようにモニターを机の上においてゲームをする運用を想定しているので、リビングに置くようなテレビは紹介しません。
デスクワークには27インチほどが最適とされ、実際ゲーミングモニターにもそのサイズが少なくないです。
しかし私の個人的な体験ですが、ウィッチャー3というオープンワールドのゲームを27インチのモニターでプレイしていたとき、画面の小ささに物足りなさを感じた――ということがありました。
大きいモニターに買い換えたらこの不満は解消されたので、ゲーム世界により深く入り込みたいのなら、やはりサイズが大きめのモニターを選ぶべきだと思います。
とはいえ、大きすぎると距離を取らないと端が見にくくなってしまいます。
なので、27インチより一回り大きい32インチ前後が最適ではないでしょうか。
また、ff14は画面内に多くの情報が表示されるゲームなので、画面サイズは大きいほうがプレイしやすいです。
その点からも、モニターは大きめのほうがいいでしょう。
そんなわけで、FF14・PS5版のプレイ環境においては、当ブログは32インチのモニターを強く推奨します!
このページで紹介するモニターもすべて31.5インチか32インチのものとなっていますので、その点をご了承くださいませ。
解像度+リフレッシュレート
この二つは切っても切れない関係なので、一緒に紹介します。
まずPS5版FF14では、解像度の限界は4K、リフレッシュレートの限界は120fpsとなります。
とはいえ、ハードのスペックの都合上、4Kと120fpsを両立させることはできません。
最高のプレイ環境を求めるなら、『画質重視で4K+60fps』か、『快適性重視でWQHD+120fps』のどちらかを選ばなければならないのです。
(ゲームプレイが多少快適になるので、個人的にはWQHD+120fpsのほうがオススメ)
しかしゲームプレイ中に簡単に切り替えられるので、決して二者択一ではありません。
4Kかつ120fps以上が出せるモニターなら、状況や気分によって二つの環境を使い分けることもできるでしょう。
なので、理想は4Kかつ120hz以上の性能を持つモニターとなります。——しかし、
- 4Kもの解像度は必要ない or 120fpsものリフレッシュレートは必要ない
- できる限り値段を抑えたい
という場合は、それぞれ重視しない機能を削り、そのぶん安いモニターを選ぶべきかと。
値段と選び方
ちなみに4KとWQHDの値段差は、およそ5,000円から15,000円ほど。
一方、hz(出せるfpsの限界)の具体的な値段の差はちょっとわかりません。
というのも、ゲーミングモニターと呼ばれる機種はほぼ例外なく120fps以上出せるので、性能の良いものを選んだら必然的にhzも高くなってしまうからです。
なので、購入するモニターを選別する際には、値段差がわかりやすい解像度を基準にすると選びやすいかもしれません。
ちょっと補足
上では『4K+60fps』か『WQHD+120fps』のどちらかが理想! などと言いましたが、実はどちらにおいても最大fpsに張り付くのは難しいです。
可能なのは負荷の軽い状況のみであり、周りにプレイヤーが大勢いるとか、オブジェクトが画面内にてんこ盛りとか、そういった場合だとガクッとfpsが下がると思います。
――とはいえ、ダイナミックレゾリューションという機能を使えば、負荷のかかる環境でも限界fpsに張り付ける・・・かもしれません。
下の下の項で詳しく触れているので、興味のあるかたはそちらを参考にしてくださいませ。
パネル方式
とことん画質重視ならIPS、コスパを取るならVA、という選択で問題ないと思います。
IPSとVAをざっと比べると、
- IPSの長所 色が鮮やか、視野角が広い
- VAの長所 白黒の差が映える、少し安価
といったところです。
VAは色の鮮やかさでやや劣りますが、概ねわずかな差であり、ゲームプレイや動画視聴の範囲なら物足りなさを感じることはないと思われます。
そもそも低価格帯なら、IPSとVAの色合いに明確な差はないと言って差しつかえないでしょう。
そして常に正面から画面を見据えられる環境ならば、視野角の狭さも問題となりません。
ゆえにミドルレンジ以下のモニターならば、人によってはVAに対するIPSの優位性はほぼ消えます。
VAパネルを敬遠される方は多いかもしれませんが、そうした点を念頭に置いたほうが、モニター選びの選択肢は増えるのではないでしょうか。
有機EL
パネルにはもうひとつ、『有機EL』という方式もあります。
これはIPSやVAよりも明らかに優れた画質を誇りますが、引き換えとして例外なく高価で、かつ特別なメンテナンスを必要とします。
メンテは数時間おきに使用を停止し、画面を休めるといったもので、ゆえに有機ELモニターでは一日中つけっぱみたいな使い方はできません。
現在、有機ELが採用されているのはハイエンドのモニターのみです。
『予算が豊富』、『とことん画質を求める』、『メンテナンスの手間もいとわない』という方なら、有機ELモニターの購入を検討してもいいと思います。
fpsを安定させる『ダイナミックレゾリューション』とは?
FF14のPS5版を4K環境で普通にプレイすると、fpsは40~50台ほどで推移することになります。
が、『ダイナミックレゾリューション』というソフト側で実装されている機能を使うと、60近くで安定するようです。
ダイナミックレゾリューションとは、『画像処理が重くなる前にグラフィックの質を一時的に落とし、それによってfpsを安定させる』という機能です。
なので、それを使えば一応は4Kと60fpsを両立させることができます。
未確認ですが、おそらくはWQHD+120fpsという環境においても同様でしょう。
ただ、ダイナミックレゾリューションの発生頻度によっては、4Kでプレイしているのに解像度がしょっちゅうWQHDと同等、あるいはそれ以下、という現象も起こり得ます。
なので、fps――というか操作の快適性を重視したいのならば、ダイナミックレゾリューションの機能を加味しても、やはり4KではなくWQHD環境を選ぶのがベターかと。
PS5版FF14のモニター選びで押さえておきたい、その他の点
ウルトラワイドモニター
FF14において多大な恩恵が得られるウルトラワイドモニターですが、残念ながらPS5は対応していません。
使おうと思えば使えますが、PS5は画面比率16:9の映像しか出力できないため、21:9のウルトラワイドモニターに繋げると左右の端が映らないのです。
なので、そうしたモニターをあえて購入する理由はありません。
HDR
画面の明暗を強調するHDRという機能がモニターにはあります。
が、これはゲーム側が対応していなければ使えず、そしてFF14は対応していません。
なので、HDR機能の有無は気にしなくていいでしょう。
G-Sync、FreeSync、AdaptiveSync、HDMI・VRR
これらはゲームとモニターにおける映像のズレを補正し、カクつきを起こりにくくするものです。
が、最初の三つはPS5では使えないので、HDR同様、考えなくて構いません。
一方でHDMI・VRRはPS5に対応しており、モニターにHDMI2.1の端子があれば使用できます。
ソフト側が未対応でもHDMI・VRRの効果はある程度発揮されるため、未対応のFF14でも適用する価値はあるかもしれません。
とはいえ、HDMI2.1は144hz以上という高いリフレッシュレートを持つモニターでなければ搭載されておらず、そしてPS5版FF14では60fpsが限度となっています。
つまり、PS5版FF14でHDMI・VRRを使用するには、無駄に高リフレッシュレートのモニターを用意しなければならないのです。
HDMI・VRRにそれに見合った効果があるのかは・・・正直疑問です。
VRRはフレームレートを安定させる機能なので、そちらを重視したいのならHDMI・VRRを使うのではなく、ハードへの負担が小さいWQHD解像度のモニターを選ぶべきでしょう。
私がモニターを選別した手順
- まず価格.comで、サイズや解像度で大雑把な検索をかける。
- でてきたモニターを片っ端から調べ、各種スペックはもちろん、売れ筋ランキングや発売時期などを考慮、比較し、良さ気なものをひとつひとつ選んでいく。
- ある程度選別した後に、商品名をグーグルで検索。
アマゾンユーザーや個人ブログなどによるレビューをさらに読み込み、PS5でも問題なく使えるか、不具合はないか、などを徹底的に調べ上げる。 - 同等スペックの商品を最良のひとつだけに絞り、最終候補とする。
とまあ、こんな感じでオススメモニターを選びました!
入念にやろうとすると、かなり手間と時間のかかる作業なので、自分で選びたいという方は私のオススメ機種をぜひとも参考にしてくださいませ!
お勧めモニターの六つのカテゴリ
当ブログでは、目的別に厳選した9個のPS5版FF14向けモニターを紹介しております。
以下の五つのカテゴリに分かれていますので、お好きなものからご覧ください。
ちなみに前述のとおり、サイズはすべて31.5~32インチとなっています。
- 4K・ハイエンド
値段:約100,000~150,000円
こんな人にオススメ! 目に見えてわかるほどの最高画質を求める人、予算が豊富な人、ゲーミングPCを購入予定の人 - 4K・ミドルレンジ
値段:約50,000~80,000円
こんな人にオススメ! 解像度重視でコスパを求める人 - 4K・ローエンド
値段:約35,000~40,000円
こんな人にオススメ! 解像度重視だけど値段も妥協したくない人 - WQHD・ミドルレンジ
値段:約40,000~50,000円
こんな人にオススメ! 画質・リフレッシュレート・値段をバランス良く追求したい人 - WQHD・ローエンド
値段:約30,000~35,000円
こんな人にオススメ! とりあえずゲームができればそれでいい人、安さを最優先する人
※ 最安値は価格.comを参考にしています。
Amazonなどの大手はそれより少し高めだったりしますので、ご留意ください。
4K・ハイエンド
値段:約100,000~150,000円
AW3225QF
- 最安値 ¥159,800:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー Dell
- サイズ 32インチ
- 解像度 4K
- リフレッシュレート 240hz
- パネル QD-OLED(有機EL)
- 応答速度 0.03ms(GtoG)
- 可変リフレッシュレート G-Sync Compatible
- HDR DisplayHDR True Black 400
- 輝度 250cd/m2 最大(HDR時)1000cd/m2
- 消費電力 42.5W
- 端子 HDMI2.1×2、DisplayPort×1
- スピーカー 非搭載
- 保障期間 三年
32インチかつ4Kという括りの中では、最高峰に位置するモニターです。
有機ELという最高級のパネルを使っているため、画面の発色やコントラストはIPSなどを明らかに上回っています。
が、そのぶん値段がべらぼうに高く、メンテンナンスを必要とする短所もあるので、色々な意味で余裕がなければ購入は難しいでしょう。
そうした有機ELのデメリットを飲み込めるのなら、まさに最強と言っても過言ではないモニターです。
画質はもちろん、リフレッシュレートも高いので、PS5版FF14を文句なしの最高設定で楽しめるでしょう。
ちなみに、似た性能のモニターは他社からも出ていますが、このAW3225QFは群を抜いて値段が安いです。
かといって、レビューを見た限りでは品質が悪いとか性能が低いとか、そういった欠点はない模様。
モニター愛好家の方たちも、「なんでコレこんな安いの・・・」と不思議がっていました。
というわけで、AW3225QFは超ハイエンド帯に珍しい、値段に対する性能が抜群に高い良コスパな機種となっております。
『とにかく最高のモニターでPS5を遊びたい!』という場合は、選択肢の最初に挙げるべきモニターと断言していいでしょう。
また、このモニターはほんの少し湾曲しています。
そのため普通のモニターよりも高い没入感を得られやすいですが、代償としてグラフィック作業などに支障をきたす場合があります。
さらに、スピーカーが内蔵されていないので、外付けのスピーカーかイヤホン、ヘッドフォン等を用意しなければなりません。
AW3225QFの購入を検討する場合は、そのあたりも考慮したほうがいいかと。
画面の色合いに違和感を覚えるユーザーもいるようですが、色の設定はかなり柔軟に変えられます。
なので、ある程度の手間をかければ簡単に解決できるとのこと。
また、ファームウェアをアップデートすれば、諸々の使い勝手が良くなるそうです。
購入したならば、必ず公式サイトからダウンロードしておきましょう。
G3223Q
- 最安値 ¥93,800:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー Dell
- サイズ 32インチ
- 解像度 4K
- リフレッシュレート 144hz
- パネル IPS
- 応答速度 1ms(GtoG)
- 可変リフレッシュレート G-SYNC Compatible、FreeSync Premium Pro
- HDR DisplayHDR600
- 輝度 600cd/m2
- 消費電力 標準33.7W 最大121W
- 端子 HDMI2.1×2、DisplayPort×1
- スピーカー 非搭載
- 保障 三年
G3223QはIPSパネルのハイエンドモニターです。
ひとつ上で挙げているAW3225QFといった最高級品には一段劣りますが、それでも各性能が高いレベルでまとまっています。
値段を吊り上げるような余計な機能がなく、有機ELのような扱いにくさもない――。
そんな徹底的に無駄の省かれた高級品を求める人には、G3223Qは最適なモニターと言えるでしょう。
AW3225QFもそうですが、G3223Qはメーカー(Dell)の直販サイトでも販売されています。
が、その手の通販としては珍しく、Dellでは大幅な割引をしていることが少なくありません。
直販サイトがダントツの最安値である場合も多く、購入する際はそちらのチェックをお勧めします。
ちなみに、G3223Qは定期的に二~四週間置きくらいでガクッと数日間安くなります(直販サイトで)。
購入するならば、そうしたタイミングを狙うとお得です!
このモニターはHDR周りに不具合があるようですが、ファームウェアをアップデートすれば改善されるとのことです。
購入した方は、忘れずに公式ページからダウンロードしておきましょう。
4K・ミドルレンジ
値段:約50,000~80,000円
32UQ850-W
- 最安値 ¥106,000:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー LGエレクトロニクス
- サイズ 31.5インチ
- 解像度 4K
- リフレッシュレート 60hz
- パネル IPS(Nano IPS Black)
- 応答速度 5ms(GtoG)
- 可変リフレッシュレート FreeSync
- HDR DisplayHDR400
- 輝度 400cd/m2
- 消費電力 標準55W 最大162W
- 端子 HDMI×2、DisplayPort×1、USB type-C×1
- スピーカー 搭載
- 保障期間 三年
「映像専門家特化の高精細4Kモニター」という謳い文句なだけあって、32UQ850-Wはゲーミング性能より画質を重視したモニターとなっております。
『Nano IPS Black』という特殊なパネルを持ち、そのため通常のIPSより優れた発色を誇り、特に黒が引き締まる特徴があるようです。
一方でリフレッシュレートが60hz止まりとなっており、その点で他のゲーミングモニターには明確に劣ります。
が、そうしたモニターの中では最高級の画質となっており、当然144hz以上の機種よりお値段は控えめ。
ゆえに、60fpsで問題なく、かつ最高クラスの画質をできるだけ安く求めるのなら、32UQ850-Wはうってつけの機種と言えるでしょう。
ゲームだけでなく、各種グラフィック作業をしたい方にもオススメ。
※追記 5月に入ってから、20,000円ほど値上がりした状態が続いてます。
コスパがいいとは言えないので、今は様子見のほうがいいかも・・・。
32UQ750-W
- 最安値 ¥65,344:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー LGエレクトロニクス
- サイズ 31.5インチ
- 解像度 4K
- リフレッシュレート HDMI・DP:144hz、USB type-C:60hz
- パネル VA
- 応答速度 4ms(GtoG)
- 可変リフレッシュレート FreeSync Premium
- HDR HDR10
- 輝度 400cd/m2
- 消費電力 標準85W 最大180W
- 端子 HDMI(たぶん)2.1×2、DisplayPort×1、USB type-C×1
- スピーカー 搭載
- 保障期間 三年
ハイエンドと比べると、パネルがVA、HDR性能が低い、などの点で劣ります。
とはいえ、FF14・PS5版をプレイするならHDRは気にする必要はないし、レビューによるとパネルはIPSと遜色ないレベルで綺麗なようです(そりゃ、六~七万もする機種ですからね)。
また、4Kと120hz以上を両立している機種の中では、最高クラスの安さとなっています。
なので、『4K+60fps』か『WQHD+120fps』の両方を使い分けてPS5版FF14をプレイするならば、現実的に考えてこのあたりのモニターを選ぶのが妥当かもしれません。
S3221QS
- 最安値 ¥54,799:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー Dell
- サイズ 31.5インチ
- 解像度 4K
- リフレッシュレート 60hz
- パネル VA
- 応答速度 8ms(GtoG)
- 可変リフレッシュレート FreeSync
- HDR 認証なし
- 輝度 300cd/m2
- 消費電力 標準38.5W 最大91W
- 端子 HDMI2.0×2、DisplayPort×1
- スピーカー 搭載
- 保証期間 三年
発売が2020年8月と少々古く、hzが低いですが、十分すぎる機能とコスパを備えた湾曲モニターです。
『画面が湾曲』という以外に際立った機能はないものの、低価格帯にありがちな安っぽさがなく、画質はもちろん、本体の構造やインターフェイスがそこそこ洗練された一品となっております。
PS5版FF14を『4K+60fps』という環境でプレイするならば、非常に過不足のない性能です。
fpsより解像度を重視し、かつコスパを求める人にはピッタリな製品ではないでしょうか。
ただ値段の上下が激しく、高いときは60,000円を越え、低いときは40,000円をぎりぎり切ります。
購入するならタイミングを選んだほうがいいかもしれません。
とはいえ、個人的には50,000円前後でもコスパは高いと思うので、気に入ったのならその値段帯で思い切って購入するのもアリかと。
最初に軽く触れましたが、S3221QSは珍しい湾曲モニターであり、画面が緩くへこんでいます。
湾曲モニターには『映像への没入感が大きい』というメリット、『湾曲ゆえに正面以外からは見にくい』などのデメリットがありますので、その点に留意してください。
パネルがVAですが、湾曲モニターゆえにどのみち正面に据えないと見づらいため、視野角が狭いという欠点は考えなくていいかもしれません。
4K・ローエンド
値段:約35,000~40,000円
JN-V3152UHDR
- 最安値 ¥35,820:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー JAPANNEXT
- サイズ 31.5インチ
- 解像度 4K
- リフレッシュレート 60hz
- パネル VA
- 応答速度 12ms(GtoG)
- 可変リフレッシュレート FreeSync
- HDR HDR10
- 輝度 300cd/m2
- 消費電力 通常36W 最大55W 省エネ24W
- 端子 HDMI2.0×2、DisplayPort×1
- スピーカー 搭載
- 保証期間 一年
31.5インチ4Kという括りの中では、このJN-V3152UHDRは最安値の部類となるモニターです。
安いVAなので画面の質はそこそこですが、一方で故障や不具合の報告はほとんどありません。
レビューには「コスパが良いから、作業用にはちょうどいい」というような評価が多かったので、安く堅実に使いたい人にはちょうどいいと言えるでしょう。
上位機種 JN-V3152UHDR-HSP
- 最安値 ¥37,755:(2024年11月冒頭時点)
型番の末尾にHSPがついたJN-V3152UHDRの上位機種です。
違いはスタンドと値段。
モニター画面そのもののは同じですが、こちらはスタンドの機能が高く,そのぶんお値段高めとなっています。
スタンドの性能を気にしない、あるいはモニターアームを使う人はJN-V3152UHDRを、
小回りの利くスタンドを望むならこのJN-V3152UHDR-HSPを、それぞれ選べばよいかと。
WQHD・ミドルレンジ
値段:約45,000~60,000円
MAG 325CQRF-QD
- 最安値 ¥50,380:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー MSI
- サイズ 31.5インチ
- 解像度 WQHD
- リフレッシュレート 165hz
- パネル RAPID VA
- 応答速度 1ms(GtoG)
- 可変リフレッシュレート FreeSync Premium
- HDR 認証なし
- 輝度 300cd/m2
- 消費電力 33W
- 端子 HDMI2.0×2、DisplayPort×1、USB Type-C×1
- スピーカー 非搭載(おそらく)
- 保障期間 三年
WQHDのモニターはハイエンド帯に需要がないのか、このMAG 325CQRF-QDあたりが現在は最高クラスとなります。
パネルがVAではあるものの、量子ドット技術搭載のために発色が優れており、おそらく低価格帯のIPSには画面の鮮やかさで勝るでしょう。
優れたリフレッシュレートとWQHDの負荷の軽さゆえ、このモニターは120fps以上でゲームをするのにも適しています。
高いfpsと、美しい画質。双方をPS5というハードで追い求める人にはもってこいのモニターであり、値段もハイエンド帯ほど飛び抜けていないため、「fps重視で予算はそこそこ」という人におすすめです。
また、MAG 325CQRF-QDは湾曲モニターでもあり、その曲がり具合はかなり高いです。
上の4Kミドルレンジで紹介したS3221QS以上であり、ゆえに『高い没入感』、『正面以外からの見にくさ』などの特徴も強くなります。
興味のある方は、事前にレビュー動画などでモニターの湾曲具合をチェックしたほうがいいかもしれません。
UltraGear 32GS75Q-B
- 最安値 ¥50,000:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー LGエレクトロニクス
- サイズ 31.5インチ
- 解像度 WQHD
- リフレッシュレート HDMI:144hz、DP:180hz
- パネル IPS
- 応答速度 1ms(GtoG)Faster設定時
- 可変リフレッシュレート G-Sync Compatible、FreeSync
- HDR DisplayHDR400
- 輝度 400cd/m2
- 消費電力 33.6W
- 端子 HDMI2.0×2、DisplayPort×1
- スピーカー 非搭載
- 保障期間 三年
ゲーミングモニターとしてそこそこ以上の性能を持っている、標準的な機種です。
全体としてはだいたい、ひとつ上のMAG 325CQRF-QDから際立った発色の良さを若干引いた感じかと。
その代わりこちらはIPSなので、視野角が広いために使いやすさは上です。
あちらは画面が強く湾曲してるので、それを忌避する方にも向いているでしょう。
流通が安定しており、そうした意味でも買いやすいモニターと言えます。
解像度がWQHDで問題なく、高いリフレッシュレートと無難さを求めるならば、このUltraGear 32GS75Q-Bを勧めます。
WQHD・ローエンド
値段:約30,000~40,000円
JN-i315WQHDR165-HSP
- 最安値 ¥37,980:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー JAPANNEXT
- サイズ 31.5インチ
- 解像度 WQHD
- リフレッシュレート HDMI:144hz、DP:165hz
- パネル IPS
- 応答速度 3ms(GtoG) オーバードライブ時
- 可変リフレッシュレート FreeSync
- HDR HDR10
- 輝度 400cd/m2
- 消費電力 標準29W 最大60W 省エネ21W
- 端子 HDMI2.0×2、DisplayPort×1
- スピーカー 搭載
- 保障期間 一年
低価格帯モニターに定評のあるJAPANNEXTの機種で、値段の安さと堅実なパネル性能を兼ね備えた一品です。
31.5インチ、かつ『WQHD+120fpsが可能』という条件を満たすモニターの中では、おそらく最安値かと思われます。
このメーカーの製品らしく、スピーカーの質が悪い、各種操作性が悪い、などの短所がありますが、モニターの質自体はやはり問題ないようです。
PS5版FF14で高fpsでプレイしたくて、かつ出費を極力抑えたいのなら、このJN-i315WQHDR165-HSPはうってつけの機種と言えるでしょう。
JN-IPS3150WQHDR
- 最安値 ¥30,736:(2024年11月冒頭時点)
- メーカー JAPANNEXT
- サイズ 31.5インチ
- 解像度 WQHD
- リフレッシュレート 75hz
- パネル IPS
- 応答速度 5ms(GtoG) オーバードライブ時
- 可変リフレッシュレート FreeSync
- HDR HDR10
- 輝度 350cd/m2
- 消費電力 標準21W 最大36W 省エネ16W
- 端子 HDMI1.4×2、DisplayPort×1
- スピーカー 搭載
- 保障期間 一年
ひとつ上のJN-i315WQHDR165-HSPと比較すると、こちらは8.000円ほど安い代償としてリフレッシュレート(fps)性能で大きく劣ります。
31.5インチWQHDモニターとしてはほぼ最安値であり、FF14をプレイするモニターに安さとサイズを求めるのなら、このJN-IPS3150WQHDRが最低ラインとなるでしょう。
これより安価なのは中古品や謎メーカーの製品であり、そうしたものは故障や不良品などのリスクが大きいためです。
「とにかく安ければいい」という方は、迷わずJN-IPS3150WQHDRに決めていいのではないでしょうか。
まとめ
以上、FF14・PS5版のオススメモニター10選でした!
ずいぶん色々あるが、アユのお勧めは?
悩んでいる方には、WQHDミドルレンジで紹介したモニターを推します!
それら二つはまあまあコスパが良く、WQHDのためハードへの負荷も軽いためです!
ネットで売られてるモニターはめちゃくちゃ多いからな。
自分でゼロから選ぶと手間取るから、ぜひともこの記事を参考にしてくれ。
というわけで、『【FF14・PS5版】おすすめモニター10選』はこれにて終了だ。
読者諸氏が良いモニターを手に入れて、快適なFF14ライフを送れることを祈るぜ!