『善王モグル・モグXII世討滅戦』というバトルが、最初の協力プレイ必須ポイントです。
時期としては、メインクエストでレベル50の大ボスを倒してから、ちょっと進んだあたり。
ほとんど寄り道せずにメインクエストを進めたならば、20時間ほどで到達できます。
以後もメインクエストで必須の討伐・討滅戦(ボス一体と戦うだけのコンテンツ)は数多くありますが、そのほとんどが協力プレイをしなければクリアできません。
というわけで、この記事では協力プレイの心構えや基礎知識を、
- 『事前準備』
- 『挑戦方法』
- 『開始から終了まで』
という3段階にて説明します。
協力プレイに敷居の高さを感じている方は、どうかご一読くださいませ!
多少は気軽に挑めると思います!
事前準備
初心者が協力プレイして大丈夫?
ぜんぜん大丈夫です!
なぜなら、メインクエストで必須な以上、初心者の人が参加するのは当たり前であり、誰もが通ってきた道だからです!
戦力面でも心配はご無用。
討滅戦は八人で戦うので、一人くらいへっぽこでも問題なく勝てます。
そして動きが変でも、だいたいのベテランは「ま、初心者ならしょうがないか」くらいにしか思いません。
真面目にやってれば、怒られるとか責められるといったことは99%ないのです。
なので気軽に挑んじゃいましょう!
準備はしっかり!
とはいえ、さすがに装備とかが弱すぎるのはマズイです。
下手なプレイは許容されやすいですが、あまりにも酷い準備不足は『他人任せすぎ』、『やる気がない』的な印象を与えるため、良く思われないからです。
周りの目を気にするのならば、最低限の準備をしたうえで挑んだほうが良いかと。
具体的に必要な準備
装備性能が低すぎると仲間とのHP差でバレるため、適当すぎる装備はNG!
その時点の最強装備を揃える必要はありませんが、最低でもそのとき持っている装備の中では一番強い装備で突入しましょう。
また、まれにクラス(剣術士とか拳闘士とか)のまま、モグル・モグに挑んでしまう人もいるようです。
弱すぎて装備の不足以上に周囲から呆れられてしまうので、これも避けるのが無難。
なのでモグル・モグに挑むなら、最低でもレベル50のジョブクエストは終わらせたほうがいいと思います!
そうすればジョブになっているのはもちろん、クリア報酬でそこそこの防具が手に入るので、強さに大きな不足はないはずです。
予習は必須?
「新鮮さを楽しみたいから、事前情報を得ずにボスと戦いたい」という考えの方もいるでしょう。
しかし一切予習せずに討滅戦に挑むと、『自分ひとりだけがミスしまくる』という事態になりかねません。
仲間に介護される形となるので、楽しむどころじゃなくなるかも。
心臓に毛が生えているような図太い人なら平気でしょうが、ナイーブな人ならストレスや情けなさを感じてしまうはず。
ただ、適当すぎるプレイとかじゃなければ、それで仲間から不興を買う――といったことはないでしょう。
むしろ『頑張ってる感』が出るから、逆に評価されやすいかも?
もちろん、どう思われるかは相手にもよりますが、なんであれミスしまくっても責められることなどないのです。
「新鮮さを楽しむ」という点に重きを置くならば、予習なしで挑んでも大丈夫と言えます。
結論!
精神の平穏を優先するなら、最低限の予習を!
楽しむのを優先するなら、予習なしでOK!
挑戦方法
協力プレイに挑む三つの方法を、それぞれ紹介しましょう。
1、コンテンツファインダー(CF)
モグル・モグ以降の討滅戦は、NPCの力を借りる『コンテンツサポーター』からでは基本的に挑めません。
なので、他プレイヤーと自動でパーティが組まれる(マッチングする)、『コンテンツファインダー(CF)』を使いましょう!
これによって見知らぬプレイヤーたちと一緒にボスと戦うことができます。
他の手段は自分が主催者になったり、知り合いがいる人でないと厳しいので、基本はCFで挑むと思ってOK。
CFは時間帯に注意
低レベル帯の討滅戦は人が集まりにくいので、マッチングにはかなり時間がかかります。
人の多いゴールデンタイム(午後九時~十一時くらい)でも十数分かかるのは当たり前なので、さらに集まりにくい朝~夕方に挑むのは避けたほうがいいでしょう。
どういう人が集まる?
CFで自動結成されるパーティでは、大まかに二種類のプレイヤーがいます。
- そのコンテンツを直接選んで申請したプレイヤー
- コンテンツルーレットを申請したプレイヤー
あなたがモグル・モグ討滅戦をクリアしたいのなら、上の1、つまりコンテンツに直接申請したプレイヤーとなります。
一方、コンテンツルーレットとはランダムなクリア済みコンテンツに飛ばされるシステムです。
八人パーティのうち、おそらくあなた以外はそれで申請しているでしょう。
ゆえに、仲間たちは当然モグル・モグなどはクリア済みであり、初見はあなた一人となります。
(絶対に他の初見がいないとは限りませんが)
とはいえ、そうした先輩たちに過度な引け目を感じる必要はありません。
彼ら彼女らはランダムなコンテンツに飛ばされてきたため、当然未予習であり、クリア済みとはいえ忘れている人も少なくないのです。
あなたがきっちり予習してきたのなら、先輩たちより上手いプレイができる可能性も十分あるでしょう!
2、パーティ募集
パーティ募集のシステムを使い、自分が主催となって他プレイヤーを集めるやり方です。
(フリートライアルでは不可)
大抵CFより早く人が集まり、さらに『制限解除』で挑むこともできます。
制限解除ならレベルの高い人が来てくれればボスを瞬殺できるので、予習や準備の手間すらいりません。
交流を楽しみたい人にはアリ
・・・が、パーティでの討滅戦突入や解散手続きなどを自分でする必要があるので、初心者にはハードルが高いです。
参加者と事前に打ち合わせをすることもあるため、チャットに抵抗がある人にもきつい。
まあ、初心者であることを明示しておけば、集まるのは初心者を助けたいプレイヤーとなりますので、多少の不手際は許してくれると思いますが。
逆に言えば、そういった交流を積極的に楽しみたい人には、パーティ募集のやり方が向いています。
CFと違って、パーティメンバーとなにかしらの縁ができる可能性も多少はあるでしょう。
というわけで、パーティ募集は極力ソロでやりたい方には非推奨!
ガンガン人と絡みたい方には、まあまあオススメ!
3、知り合いとパーティを直接組む
ゲーム内の知人とパーティを組み、その面子で討滅戦に挑戦するというやり方です。
つまり身内と一緒に戦えるので、気楽さならこれが一番でしょう。
が、当然ながらゲームの中に頼れる相手がいなければ、この手法は使えません。
ソロプレイヤーなら、普通にCFかパーティ募集経由で討滅戦に挑んでくださいませ。
開始から終了まで
ここでは、実際の協力プレイにおける具体的な流れや注意点などを紹介します。
ムービーは見てもいい?
パーティが集まったら討滅戦に突入することになります。
で、初挑戦の場合は例外なくムービー(カットシーン)が流れます。
しかし、たいていの人は『一度見たカットシーンをスキップする』という設定にしているので、集まった先輩プレイヤーたちにはそのムービーは流れません。
そしてムービーを見ているプレイヤーがいる限り、戦いを始めるのは不可能なシステムとなっています。
つまり、ムービーを見ている人=初見の人がいるならば、他の人はそれが終わるのを待つ必要があるのです。
待たせていることを心苦しく思い、ムービーをスキップする人は少なくないらしいですが・・・果たして、そうするべきか否か。
結論を言うと、ムービーを丸々見てもまったく問題ありません!
他のMMOはどうか知りませんが、FF14内には『初心者には優しくしよう』的な空気があります。
下手なプレイが許容されやすいのも、そのためです。
ゆえに『ムービーを見てる初見の人を待てない人間』こそが器が小さいとして呆れられるので、大抵のプレイヤーは気にせず待ちます。
なので、ムービーを見ることに気負いを感じる必要は一切ないです!
遠慮なく見ましょう!
ムービーは後からでも見られる
一度流れたムービーは、宿屋にある『愛用の紀行録』でいつでも見られます。
なのでスキップしたほうが気が楽なら、それでもぜんぜん大丈夫です。
ご自分が気持ちよくプレイできる方を選んでくださいませ!
始められちゃうときもある
・・・が、IDやアライアンスレイド(24人コンテンツ)の場合、開始地点以外ではムービー視聴者がいても先に進めます。
なので、主導するタンクがせっかちだったり、初見の人の存在に気づいていなかったりすると、ムービーを見てる人がいてもボス戦を開始してしまうこともあるのです。
初見の人を待つのは義務ではないので、始めたタンクを責めることはできません。
一方で、「やっぱり待たせちゃまずかったかな・・・」などと、こちらが申し訳なく思う必要もありません。
ムービーが終わったら戦闘がすでに始まっている形となりますが、焦らず自分も参戦しましょう。
ちなみに、そうした事態が起こる頻度はかなり稀です。
あくまで私の体感ですが、10~20回に一度くらいかと。
フリーダムな人間が多いエレメンタルDCだと、もうちょっと多いかもしれませんが。
挨拶の慣例について
CFなどによるマッチングでは、特定のタイミングで挨拶をする慣例があります。
- ステージに入った直後に「よろしくお願いします!」。
- ボスを倒した直後に「お疲れさまでした!」。
この二回です。
しかし、挨拶はあくまでも慣例であって、義務ではありません。
するもしないも、個人の自由。
現に、八人パーティなら一人か二人が挨拶しないのは日常茶飯事であり、気にする人も少ないでしょう。
私は挨拶したほうが精神衛生上よろしいのでやってますが、このあたりの感覚も人によって違うはず。
というわけで、皆様はご自由にどうぞ。
挨拶はマクロを使うと楽
FF14には、様々な操作をワンボタンに凝縮できる『マクロ』というシステムがあります。
これを使えば挨拶もボタンひとつ押すだけでできるので、いちいちキーボードに文字を打ち込む必要はありません。
キーボードを繋いでいないPS5などでプレイされているなら、さらに利便性は高いでしょう。
というわけで、挨拶マクロを使えるようにする段取りをサクッと紹介します。
1 システムメニューから『マクロ管理』の項目を開きます。
2 何も弄ってないのならマクロの設定画面の最初に、「こんにちは!」といったマクロがあるはずです。
今回はそれを流用するので、選択しましょう。
右のテキスト欄には、
こんにちは!
/wave
と書かれているので、それを
よろしくお願いします!
/micon お辞儀する emote
と書き換えます。コピペでも大丈夫です。
これで『開始直後の挨拶』のできあがり。
3 隣の「さようなら!」マクロを選び、そのテキスト欄も改変します。
さようなら!
/goodbye
お疲れさまでした!
/micon さようなら emote
『退出前の挨拶』もできました。
4 仕上げに、作った二つの挨拶用マクロをホットバーに登録しましょう。
『ホットバーに登録する』から、ホットバーの任意の空きスロットに登録します。
マウス操作なら、マクロのアイコンをドラッグ&ドロップでOK。
パッド(ゲーム機のコントローラー)の場合、押しやすい所にセットするのはオススメしません。
戦闘中に忙しくなると、間違えて押して誤爆することがあるのです(体験談)。
5 セットしたマクロのアイコンを、協力プレイの最初と最後に押す!
以上です!
マクロの解説
少々マクロの解説を。
一文目の『よろしくお願いします!』などは、そのままチャットに出力する文章となります。
なので自由に書き換えて問題ありません。
二文目の『/micon お辞儀する emote』という文字は、マクロのアイコンを『お辞儀する』というモーションのアイコンへと変更させる命令です。
別にこれである必要はないので、変えたり削除しても大丈夫です。
チャットの設定
協力プレイをするときは、なるべくチャットのモードを『Party』に設定しておきましょう。
そうすれば、距離に関係なくパーティメンバーにチャットが伝わります。
初期設定の『Say』だと近くにいる相手にしか伝わらないので、ダンジョン内だとチャットが通じないことがあるのです。
討滅戦なら狭いエリアなので、別に『Say』でも大丈夫です。
が、挨拶は『Party』でするのが慣例なので、変に目立ちたくないのなら『Party』モードにしておくのが無難でしょう。
(『Say』は文字が白ですが、『Party』の文字には水色などの色がつくので、すぐわかります)
マッチングした人と話すことはある?
マッチングによるダンジョンやボスの攻略では、チャット欄に挨拶以外の言葉が行き交うことは非常に稀です。
なぜなら、始まりから終わりまで忙しいので、のんびり会話している暇なんてないから。
終わったら挨拶せずに即退出する、という人さえ珍しくありません。
なので、「マッチングで一緒になった人に話しかけられたらどうしよう」みたいな心配は、無用と言っても過言ではないでしょう。
協力プレイはいろんな意味でドライ
つまり、良くも悪くもマッチングプレイは交流の場ではないのです。
話しかけられることはありませんが、逆にこっちが雑談を振っても空振りに終わる可能性が高いです。
フレンドや話し相手を求めるなら、別の場所で試みることを強くお勧めします。
宝箱のNEEDとかGREEDってなに?
ダンジョン同様、討伐戦でもボスを倒すと宝箱が出ます。
NPCと一緒に攻略した場合は自分が中身を総取りできますが、他プレイヤーがいる場合はそうはいきません。
宝を仲間と分け合う必要があるので、アイテムを入手する前に『宝箱の中身、いる? いらない?』みたいな選択肢が出てくるのです。
選択肢は三つ。左から、『NEED』、『GREED』、『PASS』です。
『欲しい(強)』、『欲しい(弱)』、『いらない』と言い換えてもいいでしょう。
NEEDはGREEDより優先されます。
なので、八人中一人がNEEDを選び、後の七人がGREEDを選んだのなら、NEEDの一人が確定でアイテムを入手できます。
「じゃあ皆NEEDを選ぶんじゃ?」と思うかもしれませんが、しかしNEEDは常に選択できるわけではありません。
アイテムが装備品の場合は、『装備できるクラス・ジョブでなければNEEDを選べない』というルールがあるのです。
つまり、装備品はそれを装備できるクラス・ジョブの人が優先的に手に入れられるわけですね。
上の画像だと、テオゴニアーなんちゃらはヒーラー用装備で、私はヒーラーだからNEEDを選べるのです。
もしもタンクやDPSだったら、NEEDのボタンは暗くなって押せません。
また、『NEEDを選びすぎてはいけない』とか『一個取ったら後はパスしないとだめ』みたいな、理不尽なローカルルールは一切ありません。
たとえ宝箱のアイテム全部を独り占めしても、頭のおかしい人以外からは文句なんて言われないのです。
なので基本的に、NEEDを選べればNEEDを、選べなければGREEDを選べばOKです。
もちろん、アイテムがいらなければPASSで構いません。
ロットができない状況とは?
私(筆者)は昔、GREEDがなぜか押せなくて「???」と焦りまくったときがありました。
選択ボタンは明るいのに、決定ボタンを何度押しても反応がないっていう。
理由は簡単です。
ロット対象のアイテムが、
- 『RAER属性持ち』
- 『自分がすでに持っている』
という二つの条件を満たすと、そのアイテムへのロットがルール的にできないのです。
RARE属性のアイテムはひとつしか所持できないから、二つ目は絶対に獲得できません。
ゆえに、二つ目が宝箱から出たらロットすらできない――というわけです。
当時の私も落ち着いていれば、
『すでに同じアイテムを所持しています。RARE属性のアイテムは二つ以上持てません』
という画面表示に気づけていたでしょう。
そんなわけで、皆様も同様の状況になったら、落ち着いて普通にPASSを選択してくださいませ。
(操作が厳しかったら、ロットせずに放置でもOKです)
まとめ
こんなとこかな?
長くなったので、ザッとまとめましょう。
- モグル・モグの前にレベル50ジョブクエストを済ませる!
- 死にたくなければ予習はするべし!
- 死んでも楽しみたいなら予習なしでいっちゃおう!
- 挑戦は基本的にコンテンツファインダーから!
- 交流を楽しみたいならパーティ募集からでもアリ!
- ムービーは見ても大丈夫!
- 挨拶はしてもしなくてもオッケー!
- 挨拶するならマクロが便利!
- 宝箱は選べるならNEED、選べないならGREEDでよし!
以上!
ずいぶん細かい内容だが・・・全部覚えて実践したほうがいいのか?
予習とか挨拶とかは神経図太ければしなくていい、みたいなこと言ってたが。
そのあたりは人それぞれ、としか言いようがない。
私が初心者の頃に戸惑った点を取り上げたから、気にならない人は気にならないはずだし。
なら、このページの内容はナイーブな人間にこそ役立つかもな。
というわけで、『【FF14】協力プレイの心構えと基礎知識 最初の協力必須はいつ?』の記事はここまでとする。
アユの解説が後輩プレイヤーたちの背を押せることを、強く願うぜ!