まず、選ぶべき月額課金のコースと、課金停止について。
課金のコースは、キャラクターを8人まで作れて安い『エントリー』と、キャラクターを40人まで作れて高い『スタンダード』があります。
が、通常なら8人も枠があれば十分なので、ほぼエントリー一択です。
また、課金をやめてもゲームデータは保存され続けるので、気軽に休止しても問題ありません。
PS4版、PS5版の場合、
PlayStation Plusに加入していなくてもFF14はプレイできます。
それらのハードがFF14の専用機になっているのなら、PlayStation Plusは解約して問題ありません。
一方でXbox版の場合、
Xbox Game Passに加入しなければFF14はプレイできません。
Xbox Game PassとFF14月額課金の両方を、毎月支払う必要があります。
月額課金の形式
FF14を遊び続けるには、月額のプレイ料金を支払わなければなりません。
また、Xbox版のみ料金体系に微細な違いがあり、支払い方も独特です。
金額の問題が絡んでくるので、下の公式ページにて自分の目で確認しておくことを勧めます。
ファイナルファンタジーXIVオンライン 利用料金等に関して
月額課金のコースは三つあり、さらに利用期間によって全部で五つに分岐します。
・・・が、しかし。
記事の冒頭で述べたように、選ぶ余地はほぼありません。
大多数のプレイヤーにとっては、エントリーコース一択となっています。
期間 | 月額料 | 作成可能なキャラクター数 | |
エントリーコース | 30日 | 税込1408円 (1,300コイン) | 8 |
スタンダードコース | 30日 90日 | 税込1628円 (1,500コイン) 税込4554円 (4,200コイン) | 40 |
レガシーコース (新規不可) | 30日 90日 | 税込1078円 (1,000コイン) 税込2904円 (2,700コイン) | 40 |
スタンダードコースがダメな理由
多くのプレイヤーは最初の一人のみを使うでしょうし、サブキャラを作るとしても八枠あれば十分足ります。
レガシーコースがダメな理由
レガシーコースは他のコースの上位互換ですが、これは旧FF14時代のプレイヤー限定のサービスとなっています。
残念ながら、新規のプレイヤーはどうあがいても選ぶことができません。
というわけで、月額課金のコースについて悩む必要はありません。
迷うことなくエントリーコースを選びましょう。
二つの入金方式
選んだサービスコースで入金するには、二つの方法があります。
自動継続:クレジットカード、クリスタ、Steamウェレット
登録したクレジットカードやクリスタの残高から、30日ごとに月額料金が自動的に引き落とされる方式です。
手間がかからないので、クレジットカードを持っているならばこちらの方法をお勧めします!
クリスタでの支払い
『クリスタ(Crysta)』とはスクウェア・エニックスのサイトで使えるポイント通貨のことです。
ウェブマネーを多用する方なら使いやすかもしれません。詳細は公式サイトでどうぞ。
Steamウォレットでの支払い
Steamウォレットは、Steam版でFF14をプレイしている人のみ使えます。
そちらのプレイ権を持っていない場合は、支払い方法の選択肢にすら出ません。
引き落としのタイミング、残り日数の扱い
月額課金の自動継続は、どのタイミングでも停止できます。
しかし、残り日数がある状態で停止しても、その日数分が返金されることはありません。
また、自動継続では30日ごとに引き落としが実行されます。
月末などの決まった区切りでなく、基本は前回の引き落とし日が起点となり、それから30日経過後が支払日となります。
なので、例えば最後の支払いから20日がたった状態で自動継続を停止した場合、それから10日はゲームプレイができる状態が続き、その後に一切プレイできなくなる――という流れになります。
日数追加:ゲームカード、FFXIVコイン
ゲームカード
コンビニなどで販売されているゲームカードを使い、プレイ可能日数を追加する方式です。
30日利用権と90日利用権があり、例えば残り日数10日で30日利用権を使用した場合、プレイ可能日数は40日となります。
クレジットカードを使えない人には便利なシステムですが、サービスコースはスタンダードに固定されており、90日利用権が若干割り増しになる欠点があります。
支払い方法 | 追加日数 | 月額料 |
クレカ・クリスタ (スタンダードコース) | 30日 90日 | 税込1628円 税込4554円 |
ゲームカード | 30日 90日 | 税込1628円 税込4653円 |
エントリーコースでのクレカ・クリスタの自動継続と比べると明らかに費用がかかるため、特別な理由がない限りはお勧めできません。
クレジットカードが使えないのなら、Webマネーなどでクリスタをチャージし、エントリーコースでの自動継続方式を用いたほうがいいでしょう。
FFXIVコイン
Xbox版では『FFXIVコイン』という独自通貨を使わなければ、各種課金はできません。
月額課金はもちろん、オンラインストアの冒険録やオシャレ装備を購入するにも、FFXIVコインが必要となります。
FFXIVコインでの自動引き落としはできないので、Xbox版での月額課金は必然的に日数追加のみです。
FFIXコインはMicrosoft Storeで購入できます。レートは以下の通り。
FFXIVコイン | 料金 |
500コイン | 550円(税込) |
1,000コイン | 1,100円(税込) |
1,500コイン | 1,650円(税込) |
3,000コイン | 3,300円(税込) |
4,200コイン | 4,620円(税込) |
10,000コイン | 11,000円(税込) |
普通の支払い方法の場合、スタンダードコースは30日で1,628円です。一方、FFXIVコインの場合は1500コイン。
1500コイン=1,650円なので、わずかに割高となります。
また、FFXIVコインは六か月という短い期間で失効するそうです。
なので不必要なコインは購入しないほうがいいでしょう。
月額課金の流れ
月額課金の始まるタイミング
コンプリートパック(あるいはスターターパック)を購入し、アカウントにプレイ権を登録した時点から、月額課金の日数カウントが始まります。
が、『30日間利用無料』という購入特典があるため、プレイ開始直後は月額課金をする必要はありません。
また、優遇ワールドでキャラクターを作って条件を満たせば、無料期間がさらに15日加算されます。
多くの人は優遇ワールドでゲームを始めていると思いますし、条件を満たすのは簡単なので、つまりは開始して45日間は月額課金をしなくていいわけです。
月額課金が切れた場合は?
期限までに月額課金を支払わなかった場合は、それ以後ゲームはできません。
期限切れのタイミングでプレイ中だった場合は、状況を問わずゲームを強制終了させられます。
とはいえ、月額課金せずにプレイができなくなっても、ゲームデータが消えることはありません。
FF14のサービスが続く限りは保持され続けるので、課金の期限に神経質になりすぎる必要はないでしょう。
月額課金を重く考える必要なし
様子見編の記事でも紹介しましたが、FF14は気軽に引退や復帰ができるゲームデザインとなっています。
なので、定期的に月額課金をやめて休止している人は大勢おり、有名ゲームの発売後などにFF14のプレイヤー人口がガクッと減ることは珍しくありません(すぐに戻ってきますが)。
課金の自動継続を停止する手続きも、非常に簡単です。
変に気構えたり、重々しく考える必要はないと言えるでしょう。
月額課金はMog Stationで!
PS4版やWindows版など、FF14には複数のプラットフォームがあります。
が、どれも例外なく、月額課金はスクウェア・エニックスの公式サイト、『Mog Station(モグステーション)』で行います。
PS4版、PS5版はプレイステーションストアでは課金できませんし、Steam版もSteamのクライアントからでは不可です。
支払いを自動継続にしているのなら訪れることは少ないですが、いざというときに停止の手続きができるよう、ブラウザでのブックマークをしておくといいかもしれません。
他の月額課金がらみのポイント
リテイナーとは?
FF14の月額課金には、プラスアルファの要素がひとつだけあります。
それが、『リテイナー』の追加です。
リテイナーとはいわゆる『お助けキャラ』で、膨大な数のアイテムを預けたり、アイテム売買の取引を任せたりすることができます。
つまり、課金によってゲーム内での利便性を買えるわけです。
リテイナーはコンプリートパック(あるいはスターターパック)を購入した時点で二人使えるようになり、月額課金に+税込220円(200コイン)するたびに一人が追加されます。
増やせる限度は合計で八人まで。
リテイナーが必要となるプレイ
リテイナーを追加する最大のメリットは、アイテムの所持数を大幅に増やせることです。
なので、基本的にはアイテムが持ちきれなくなり、やりくりに難儀するようになったら、リテイナー追加を検討すると良いでしょう。
FF14にはアイテムを採集したり製作する生産職があるのですが、そちらに手を出すと加速的にアイテムの所持数が増していきます。
リテイナー追加の課金を避けたいのならば、ゲーム開始当初は生産職に手を出さないほうがいいかもしれません。
(多少、非効率的なプレイとなってしまいますが)
ネットカフェという選択肢
FF14は全国のネットカフェと提携しており、それらの店舗では一切のゲーム料金を払わずにFF14をプレイできます。
とはいえ、当然ネットカフェの利用料金はかかりますので、短時間のプレイでなければ月額料金の節約にはなりません。
恒常的にネットカフェを利用している人、何かしらの理由で家でFF14を遊べない人などなら、ネットカフェでのプレイに価値を見出すことができるでしょう。
対応店舗などを詳しく調べたい方は、公式ページからどうぞ。
特定の状況では、ネットカフェが打開策になる
また、ネットカフェは『月額課金を停止しているアカウント、あるいはプレイ権を購入していないアカウントで、少しだけログインしたい』、という場合にも役立ちます。
ゲームを始めたての人には縁がないかもしれませんが、ゲーム内で家を持ったり、ソロでフリーカンパニー(ギルドみたいの)を作るときに、そうしたプレイがピンポイントで輝く場面があるのです。
脇道に大きく逸れるのでここでは説明しませんが、ネットカフェという選択肢があることを覚えておくと、後々得ができるかもしれません。
まとめ
月額課金の説明はこんなとこかな?
ごちゃごちゃ述べましたが、ともかくエントリーコースで課金すれば問題ないです。
月額課金を停止するのも簡単なんで、気軽にFF14をプレイしちゃいましょう!
しかし、FF14の月額課金を高いと思う人はけっこういるらしいな。
ソシャゲのガチャに比べれば、はるかに安上がりだと思うんだが。
考え方は人それぞれなのだ。
他のFFシリーズみたいな買い切り型のソフトと比べれば、出費がかさむのは確かなんだし。
定期的にコンテンツが追加されるし、安定したネットワーク環境が使えるし、まあまあ見合ってると思うがな。
――ま、それはそれとして、ここらで記事をたたむとしよう。
『【FF14】月額課金について徹底解説!コースとは?停止したらどうなる?』は、これにて終了だ。
FF14を購入するための知識は、他にも二つの記事でまとめてある。
気になる人はチェックしてみてくれ!
「準備は万端! あとは始めるだけ!」って人は、ちょいと留まってくれ!
初期設定についても予習したほうがいいから、そっちの記事もぜひ読んでほしい!
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